【不登校】「高校に受かったら○○買ってー!」の約束時の注意点

いよいよ関西圏では私立高校の入試です。今年は大阪府・京都府・兵庫県の私立高校の入試は2月10日と11日に統一され、いよいよ本番です。奈良県・滋賀県・和歌山県などすでに終わっているところもあり、専願入試の子ならすでに高校入学が決まっている子も。

この時期によく親の頭を悩ませるのが「高校受かったら○○買ってー!」と、子どもにせがまれることでしょう。これは不登校でも同じです。カウンセリングで不登校の子の要求を聞いていると「スマホ」「自分専用のパソコン」「プレステ4」などが圧倒的に上位を占めています。他にも「自分専用の部屋が欲しい」「(自分の)部屋に鍵をつけてほしい」「お小遣いを上げてほしい」など、ここぞとばかりに日頃なかなか叶わない夢(要求)をつきつけてきます。

子どもの要求を叶えてあげるかどうかはご家庭次第です。ただし、「ルール決め」については、要求を叶えたり欲しいものを買ってあげる前に、しっかりと取り決めをされた方が安心です。要求が叶ってからや物を買ってもらってからルールを決める「後づけ」は、大半の子が抵抗・反発するからです。

ルール決めについては、不登校の子の場合はいっそう注意が必要です。不登校の子は好きな事に没頭(集中)してしまう子が多いため、なんとか高校に受かり「これをきっかけに再登校」を期待しておられる親御さんの期待を裏切りかねないのです。スマホやパソコンを買ったとたんに、スマホ漬け・パソコン漬け、いわゆる「ネット依存」の状態になってしまい、昼夜逆転が悪化したり親子の関係が疎遠になってしまうことがあるのです。実際、不登校のカウンセリングに来られる親御さんの中でも、子どもさんが高校一年生の場合、親御さんの口からまっ先に出てくるのが「昼夜逆転」「スマホやパソコンばっかり」という嘆きの言葉である場合が非常に多いのです。

また、約束をするなら「どこまで細かく決めるか」「守れなかったらどうするか」も大事ですが、不登校の子の場合は(不登校の)本人が「納得しているかどうかを見極めることも非常に大切です。

 

淀屋橋心理療法センター(公式HP=https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

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