【大学生の不登校】相談は秋に増加

秋になってくると「大学生の不登校」のご相談が目立つようになります。たいていの大学は前期・後期の二期制です。早い大学で9月、遅くとも10月には後期の授業が始まります。その時期に大学生の不登校のカウンセリング相談が増えるのです。 

特に、大学生の不登校の相談で多いのは「一人暮らし」の場合です。大学生にもなると、親元を離れたとたん、ほとんど帰ってこなかったり、連絡すら入れなくなる子が多くなります。「大学の授業って大変なのかなー」「アルバイトやサークルで忙しいんだろう」・・。子が大学生にもなると親からも連絡しずらくなったり、電話を入れても出ない子も増えてきます。そのため、親は子どもの様子を想像するしかありません。「連絡がなくてもちゃんと大学に通ってくれているならば・・」と思っている矢先のこと、大学から前期の単位取得状況などが郵送で送られてくることがあります。親は不登校をあけて初めて子どもの不登校に気がつくというケースも決してめずらしくありません。あわてて、遠方の下宿先まで訪れる親御さんもおられます。

事態を詳しくきくと「実はゴールデンウイーク明けぐらいから行けなくなった」「どうしても朝が起きづらくて、午前中の単位をほとんど落としてしまった」・・といった真相に気づき、慌ててカウンセリングの相談にやってこられるわけです。

中には、ゴールデンウイークや夏休みに帰省したもの、授業が始まる時期になっても下宿に戻れなくなる子もいます。また、日頃から連絡がそこそことれていたものの、子どもが「大学はちゃんと行ってる「心配しなくて大丈夫」と、ウソをつく子もいます。大学生にもなって不登校になるとは、と愕然とされる親御さんも少なくないでしょう。

 

【一人暮らしの大学生の落とし穴】

一人暮らしの大学生の子の大事なポイント「日頃から顔を合わせることができない」「同居していたころと比べて極端に親子の会話が少なくなる」ということです。子ども目線にたつと「もう大学生なんだし、ちょっとしたことで連絡なんて・・」と考えたり、「大学生にもなって不登校になったと親が知ると激怒するだろうなー」など、不登校の子なりに相談しにくい事情もあるのです。年齢的にも「自立」すべき年齢で、中学生や高校生の不登校の子よりも「いっそう相談しにくい・不登校を隠したい年齢」と言えます。

 

【大学生でも不登校は不登校】

子どもの年齢は尊重するにしろ、大学生でも「不登校は不登校」です。不登校=自分だけでは解決できない問題を抱えているという状況には違いありません。やはり、こんな時でも親の出番なのです。淀屋橋心理療法センターでも、年々大学生の不登校の相談は増えてきています。そして、大学生の子も「不登校専門外来」で解決のお手伝いをしています。来所していただくのは親御さんが中心です。いまだに子どもさんが下宿中の場合でも、家にひきこもりがちの場合でもお手伝いできます。

 

淀屋橋心理療法センター(https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

 

 

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