不登校になってスマホゲーム三昧

不登校の子がスマホゲームにはまり、夜中や朝方まで没頭しているケース=ネット依存が増えています。内閣府の「平成24年度青少年インターネット利用環境実態調査」によると、スマホ所有率が前年と比べ、小学生で7倍、中学生で5倍、高校生になると8倍と急増しているそうなのです。

スマホの中でも流行っているのがLINEやパズドラに代表されるスマホゲーム。パソコンのオンラインゲームと比べ、どこにでも持ち運べ、親の目を盗んで自室でスマホゲームやLINE・Twitterなどにふけることができます。

不登校の子の特徴の一つに「勉強・スボーツ・おしゃべり」など、クラスの子から一目おかれる特技をもっていない子が多いというのがありますが、不登校の子にとってはみんなが登校している間にスマホゲームを極める・進めることができるという意味で有利といえるでしょう。「クラスでは目立たない子、でも、ネットゲームの中では『神』」という称号を得る事ができるのです。

不登校のカウンセリング治療では、このようなメリットも視野に入れた上でカウンセリングをすすめます。我が子のスマホ依存・ゲーム依存・ネット依存に業を煮やした親御さんは「スマホを取り上げる・ゲームやパソコン禁止」と極端な結論に至りがちですが、スマホやゲームにはまる子の事情も汲んであげていただきたいのです。スマホ以外のことで夢中になれるものを見つけるのも良し、スマホやゲームの話題を親子で話すことで、親子間の気軽さを育むのも良し。不登校の子を再登校させるためには、時には我慢や不本意な対応も必要です。スマホの依存度や現状の親子関係によって、カウンセリングの進め方も違ってきます。ぜひ、一度専門家のカウンセリングを受けられた上で対応されることをお勧めします。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

 

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