【不登校】気遣いの強い子への家庭訪問の注意点

不登校で自宅や自室にひきこもっている子にとって、友だちや担任の先生の家庭訪問はとても有り難いものです。中には、いくら友だちや先生がきてくれても会うのを拒否する子もいますが、気づかいの多い子は、すんなりと会えたり、自室に入ってこられるのを拒否しない子が比較的多いようです。この傾向は当センターの不登校のカウンセリングではとても顕著です。

しかし、気づかいの強い子が友だち(クラスメート)や担任の先生と会えた・話せたからといって親としては手放しで喜ぶことはできないのです。「本当はイヤだけど、断ったら悪いから・・」と、「気づかい」という性格がなかなか「ノー(No)」と言わせてくれないのです。友だちや先生も嫌がらずに会ってくれている不登校の子を前にすると、ついつい話が長くなったり、「この雰囲気なら一押しすれば登校するかも・・」と期待を抱いてしまいがちに・・。

これは結果をみれば明らかです。努力が無事に実を結んで再登校できれば万々歳!。ところが、先生や友だちが帰るや否や部屋から出てこなくなったり、「登校する」と約束した日の朝になると「お腹が痛い・・」と結局、休んでしまうことに。

いわゆる「心身症タイプ」の子は「気遣いの名人」です。見た目やその場の発言(=建前)と本音が違うことはよくあることです。

不登校のカウンセリングでは、友だち(クラスメート)や担任の先生の訪問は是非ともお願いしたいことの一つです。ただし、対応の「さじ加減」ひとつで結果が変わってしまうだけに、しっかりとプランを練っておく必要があります。カウンセリングでは、まずカウンセラーと親御さんが、不登校の子どもさんの特性や性格を踏まえ、訪問していただくなら、「どんな話題から・どれぐらいの時間・何人ぐらいで・・」など、綿密に相談した上で実行します。

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淀屋橋心理療法センター(公式HP→https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来担当 心理カウンセラー)

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不登校 「『行く行く』詐欺」って?

不登校のカウンセリングの中で、この「行く行く詐欺」という言葉を何度耳にしたことでしょう。おそらく「オレオレ詐欺」から派生した言葉だと思いますが、何人もの親御さんが独自にこのようにネーミングされているようです。

では、どんな子のことを「行く行く詐欺」と呼ぶのでしょう?。

不登校中の子や不登校気味の子が、親から「明日はどうするの?」と聞かれると「行く、行くー」と軽く返すのですが、いざ当日になると「お腹が痛い」と訴えたり、布団から出てこなかったり・・、それが何日も続くのです。

このような不登校を毎日を繰り返す子は、やはり心身症タイプの子に多いようです。当の不登校の本人の心中はというと・・、「その時は本当に行く気だったのに」悪気の無い子もいれば、「とりあえず『行く』と言っとかないとお母さんうるさいからなー」親の登校刺激を避けるための手段として使っている子もいるようです。

いずれの場合でも「『行く行く』詐欺」「嘘つき」になるわけですから、日に日に親子の関係は気まずくなっていきます。不登校のカウンセリング治療でも、「気まずい親子関係」や「正直な気持ちを話せない関係」は再登校の妨げになると考えています。少し会話の仕方を工夫することで、この問題は解決します。

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【不登校】小学生のネット依存・ゲーム依存

インターネットオンラインゲームにはまる子は低年齢化の一途をたどっているようです。

昨年のおわりごろから小学生の不登校のご相談が増えだしましたが、そのほとんどの子がインターネットをしている、というより、「小学生なのにネットやパソコンを使いこなしているなー」という印象をうけます。まるで中学生・高校生の「ネット依存症」のようです。

自分でブログやツイッターなどのサイトを開設したり、オンラインゲームで色んな世代の人とコミュニケーションをとったり、ネットでグッズやコンサートのチケットを売買したり、コンビニにプリペイドカードを買いに行ってはゲームをダウンロードしたりアイテムを購入したり・・・。しらない間に親以上の知識をつけては色々なことをやっている子がとても増えているのです。しかも、不登校中の小学生が、なのです。

中には、親も負けじと子どものブログを検索して探し当てたり、ネット(無線LAN)を切ったりネットのケーブルを隠したりと応戦するものの、子どもの中には親がブログを見ていることに気づいいてすぐさまブログを閉鎖したり、親が隠したケーブルを探し当てたり・自分でケーブルを買ってきたりと、まさに「いたちごっこ」状態になっている家庭もよくあります。

ただ、運良く、子どもに見つからずにブログをみることができた場合、思わぬ収穫が得られることがあります。たとえば、不登校になったいきさつなど、親にはいっさい語らないもののブログには赤裸々に書き込んでいたりするのです。カウンセリング中にこんな情報が得られた時、カウンセラーは「(ネット依存やブログ開設などを)やっていることの是非」というよりは、「ブログの書き込み内容の利用の仕方」について親御さんにアドバイスします。

オンラインゲームも同じです。ゲームの時間を少なくすることばかり思案するのではなく、「このゲームの話題を再登校に向けての何かに利用できないか」と考えるわけです。ネットやゲームに夢中で親子の会話が少ない場合は、「ネット」のことに詳しいことや、楽しそうにやっている「ゲーム」をうまく話題として生かせるようアドバイスするのです。もちろん、これらの話題がやがて「不登校・再登校」の話題へと応用できるようになるのです。

小学生といえども、ネットやゲームのことは中学生や高校生はもちろん、親も顔負けの知識をもっているのです。「ゲームやネットに依存」は言い換えれば「その気になれば長時間でも集中してやれる力がある」ということです。不登校のカウンセリングでは、「親子の話題」や「子どもの才能・能力」を広げたり伸ばしたりする方が得策だと考え、ネットやゲームを禁止するという方向だけではなく、時には、大いに利用する方向で進めることもあるのです。

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【不登校】小学生の家庭内暴力

「小学生が母親に暴力をふるう?」。家庭内暴力とは無縁の親御さんにとっては、信じられないことかもしれません。実際に、小学生の家庭内暴力で相談にこれるお母さんにきいても「暴力をふるうまでは無口な子だったんです」と、暴力に対して心配しておられなかった親御さんも多いようです。でも、これは事実です。しかも、女の子の家庭内暴力も意外と多いのです。

家庭内暴力といえども、中学生以上の子の暴力に比べると、そこは身体の小さな小学生。暴れる程度はまだマシな子が多いでしょう。もちろん、中には親を拳で叩いて青あざになったり、壁に穴をあけたり、小物を投げつけてガラスを割ったりリモコンを壊したりと、ひどく荒れることもあるようです。ただ、カウンセリング中に普段の様子など一日の過ごし方をお聞きしていると、常に暴力をふるったり暴れたりするよりも、どちらかというと母親に「八つ当たり」してきたり、母親に「暴言」を吐いている割合の方が断然多いということがわかります。こんな場合は、大きく暴れる前の日頃からの「八つ当たり」や「暴言」に注目してカウンセリングすると、大きな暴力を防げる場合が多いものです。

しかし、小学生といえども中学年や高学年ともなると「思春期」をむかえる敏感な時期。低学年の子の場合は自分の感じていることや思っていることを上手に表現できないことから八つ当たりや暴言に至ってしまう子もいます。このように、小学生の場合は子どもさんの「学年」もカウンセリングを進めたり解決する上での大きな手がかりになります。

また、暴力ばかりに目を奪われてカウンセリングを進めてしまうと失敗することがよくあります。不登校もそうですが家庭内暴力のカウンセリングでは、親子の日頃の何気ない会話や親子の関係も重要視しなければなりません。暴力をふるうけど、いつものこの子は「好きな話題ならばよくしゃべる子」であったり、「荒れるのはお母さんが何か気にさわることを言った時」というパターンがあったり、一方「夜は一緒に寝たがる」という甘えてくる面もあったりと、暴力以外のシーンに目を向けると、その子の人となりや親子の関係や会話が重要であることがわかってきたりするのです。

これもよくあることですが、家庭では暴力をふるったり暴言三昧の子でも、他人の前であったり、(登校している子なら)学校などでは「おとなしい子」なのです。ですから、いくら担任の先生に家庭での惨状を説明してもなかなか理解してもらえないことがよくあるようです。それほど「外や学校ではふつう」なのです。「外面(そとづら)の良い子。内面(うちづら)は別人」といえるでしょう。

当センターでは家庭内暴力の子のカウンセリングを進める上では、「暴力をふるう子が原因」とか「親の対応が原因」といった一面的な見方をしません。また、誰が原因なのかといった「犯人探し」もしません。あくまで色々な情報をかき集めて、いつ・どんな状況で・どんな流れで家庭内暴力が起こっているかなどを客観的に論理的に分析し、解決へのアドバイスを導きだしていくのです。

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【不登校】高校受験・入試を控えた中学3年生

中学3年生にとって3学期は高校受験・高校入試を控えた大事な時期です。高校受験や入試の不安が強すぎて不登校になる子もいれば、高校受験や入試の不安から逃げたくて非行に走ってしまう子もいます。受験・入試の不安やストレスがどんな形で現れるかは、その子の性格によって違ってきます。

詳しくは淀屋橋心理療法センターの「不登校のタイプ別対応の仕方」をご覧下さい。「いじめ不登校」「心身症タイプの不登校」「非行タイプの不登校」「対人恐怖症タイプの不登校」など、いろいろなタイプの不登校の子について、その子の特徴と対応のアドバイスを紹介しています。

高校受験を控えた時期に不登校に!。親御さんにとって、まずは「焦り」が頭をよぎるでしょう。「まさか、このまま受験しないつもりじゃ・・」「早く再登校させなくっちゃ!」と、不登校になった理由や原因よりも、再登校させる事ばかりで頭がいっぱいになる親御さんも多いと思います。ところが、当センターのカウンセリングでも、焦って強く登校刺激をした結果、いっそう親子の関係が気まずくなったり、親と口をきかなくなったケースをたくさんみかけます。強くプュッシュして功を奏すれば良し、そうでなければ別の対応策を急がないといけないかもしれません。

淀屋橋心理療法センターのカウンセリングでは「不安が強い」ということは「不安を引き出す=不安な胸の内をしゃべらせるチャンス」だと捉えています。中学1年や2年の時に不登校になった場合、少なくとも「進級はとりあえずできる」という気持ちがあり、中学3年のこの時期よりは焦りが少ないでしょう。

不安や焦りが強い時期(高校受験)だからこそ、カウンセリングでアドバイスをうけた対応をとることで早く解決できる場合があるのです。これは中学1年や2年の頃から不登校を繰り返していたり、中3の1学期や2学期から不登校になってしまった子の場合にも当てはまります。高校入試(受験)は私立高校では早いところで1月下旬から始まります。その前に、高校受験用の「入学願書」を書いたり提出したりと、忙しい時期です。「大事な時期に不登校になったから高校受験を諦める」のではなく、「この時期に不登校になったのだから、この時期ならではの不安を抱えているはず!。親子でなんとしても乗り切ってやる!」ぐらいの気持ちをもっていただけますとカウンセリングも進めやすくなります。

 

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【不登校】朝になると腹痛や頭痛を訴える子 (心身症タイプの不登校)

淀屋橋心理療法センターでは、医学的な検査はできません。もし子どもさんが朝になって腹痛や頭痛を訴え、症状が何日も続く場合は内科・小児科など適切な医療機関(クリニック・病院)にて検査をうけて下さい。その結果「(医学的には)問題なし」となった場合は当センターの出番です。いわゆる「心身症タイプ」の不登校の傾向があるかどうかを問診(親御さんからの聞き取り)にてチェックさせていただきます。

心身症タイプの子は独特の性格・持ち味をもっています。それはとても対人関係においてとても優等生的で、優しい子というのが特徴です。心身症タイプの子ならば、親御さんが学校に欠席の電話をいれたトタンに腹痛や頭痛が治まったり、遅くてもお昼ぐらいには元気になる子が多いようです。しかし、また翌朝になると「お腹が痛い・頭が痛い」と訴えるのです。そして土日などの休日には症状が現れません。これは明らかに「学校=登校」を意識するとストレスが強くなり、身体が反応していると考えられます。

このような症状(心身症)の不登校の子は、当センターのカウンセリングを受けていただければ比較的短期に成果が現れ始めます。当センターの家族療法カウンセリングでの対応の主役は親御さんです。「子どもの症状は親の対応で変わる=治る」のです。

特に心身症タイプの不登校の子は、自分のストレスを説明するのも苦手だし、中にはストレスそのものに対しての自覚がない子が意外と多いのです。そのため、不登校の子が自己ストレスをしっかりと言語化できるようにするために親御さんに対応面で頑張っていただきます。

 

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所長 福田俊一(医師)

担当 小川和夫(不登校専門外来カウンセラー)

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