【不登校】入学前の登校宣言にご用心!

不登校の子にとって「学年の変わり目」再登校の大きなきっかけに役立ちます。

一方、中学校や高校に入学するのも学年の変わり目には違い有りませんが、注意しなければならない点がいくつかあります。その筆頭は何といっても「新しい環境で心機一転頑張る!」と宣言する子です。これまで不登校状態が続いてきたものの、中学入学を機に「新しい友だちができるかもしれない」、高校入学を機に「自分の不登校を知らない子たちばかりだからやり直しやすい」といった気持ちからなのでしょう。

確かに環境が変わるというのは大きなチャンスですが、一方、新しい環境になじめるかどうかという不安があるはずです。公立高校の後期受験日よりも前に高校が決まった子なら、入学までに日数がある分、「現実的な不安」よりは「こうありたい」という願望の方が頭をよぎりやすいものです。中学校に入学する子も、「やっと卒業できた。苦い経験でいっぱいの小学校ともおさらばだー」という感じでしょうか。

つまり、「登校宣言」=「実感が湧く前に抱いている願望」と理解した方が良さそうです。そんな場合は、入学式が近づくにつれ子どもさんの口が重たくなったり、生活リズムが逆転したり、イライラ・そわそわするといった現象が現れることもあります。そうです!、入学式が近づいてきてやっと「現実」がわかってきたのです。

登校宣言を耳にした親御さんは、「宣言までしたんだから、きっと行ってくれるはず!」と信じておられるかもしれませんが、子どもさんの態度が変わってきたら要注意!。入学式が近づくほど不安が強くなってきたのかもしれません。これまでの「登校宣言」は棚に上げ、入学直前の子どもさんの気持ち(本音・不安)に耳を傾けてあげて下さい

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淀屋橋心理療法センター(公式HP→https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

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新年は1月6日(月)から診療いたします。

皆様、新年明けましておめでとうございます。

このブログを立ち上げてもうすぐ一年になります。

昨年の12月は「かけこみ事前相談」が急に増え、次々と予約をとっていただきました。

そのため、1月前半はすでに予約がほぼ一杯の状況です。ちなみに、土曜日はご希望の方が最も多く、予約上限ギリギリの二ヶ月先まで予約で一杯です。

1月は少ないですが空きがございますので、「三学期のうちにはなんとか再登校を」の方は元より「三学期になっても再登校する気持ちがないみたい」「三学期になって急に不登校になった」など、不登校のご相談ならどんなケースでも大歓迎です(注1)

(注1)親御さんのモチベーション・親中心の来所・親子の会話が少しでもあるなど、多少の条件がございます

ぜひ、親御さんが「再登校を諦める・その気になるまで待つしかないか」といった無気力・受け身になる前にご相談下さい。このようなケースは、いくらアドバイスをお出ししても効果が上がらない場合があります。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(非行・不登校専門カウンセラー)

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【不登校のカウンセリング】新学期からの再登校は親の積極的な対応で勝負

【不登校のカウンセリングの原点】

不登校のカウンセリングでは、新学期や学年の変わり目は不登校解決の絶好のチャンスです。それは、不登校の子の中には「キリの良さ」を機に再登校しやすい子が多いからです。 続きを読む

【不登校】親の対応で「夏休み」を有意義に過ごし新学期の再登校へ

<夏休み>を親の対応で新学期からの再登校のチャンスに!

子どもが不登校の場合でも、夏休みといえど新学期からの再登校を考えると親としてはオチオチ休んではおられません。一学期の間に対応で疲れ果ててしまったご両親も多いでしょうが、夏休みは生かし方によって新学期からの再登校につなげる絶好のチャンスなのです。 続きを読む

【不登校】5月から6月は不登校の相談が一気に増えます

不登校の相談が5月から6月に一気に増える一番の理由は「ゴールデンウイーク」が明けてから不登校になる子が一番多いからです。しかし、親御さんにとっては「疲れているから少し休んだら再登校するんじゃないか」「一回、厳しく対応してみたらどうなるかやってみよか」など、皆さんがそれぞれに試行錯誤されるようです。その結果「様子をみていても一向に登校しようとしない」「厳しくしたらかえって親を避けるようになった」という、苦い経験を経て「専門家に相談しよう」という流れになるようです。 続きを読む

【不登校】修学旅行に行けなかった不登校の子

不登校 カウンセリング 小学6年生 中学3年生 高校2年生

不登校の子にとっての「修学旅行」

小学6年生、中学3年生、高校2年生・・・。この三つの時期に共通している大きな行事は、そう「修学旅行」です。今回は修学旅行に行けなかった小学6年生・中学3年生・高校2年生にスポットを当てたいと思います。修学旅行の行き先も高校生になると「海外・外国」というところも珍しくなくなってきたようです。

 

いくら不登校中でも修学旅行は一大行事。ぜひ一生の記念に修学旅行だけは行ってほしいと願う親御さん・担任の先生・クラスメートは多いと思います。もちろん「不登校中の本人も」と言いたいところなのですが、不登校中に修学旅行に行くというのは一大行事であるとともに、「一大ハードル」ということも言えます。ふだんは不登校なのに、修学旅行だけ参加するということに不登校中の本人自身が引け目を感じたり、「修学旅行だけ行ったら何かイヤなことをいわれるんじゃないか」と大きな不安を感じる子もいます。そういった理由もあり、修学旅行に行こう(修学旅行に行きたい)と考える子の中には修学旅行当日からではなく、数日前や出発前日から再登校する子もいます。こうして修学旅行に行きたい子の参加が実現すれば、修学旅行を機に「自信がついて再登校」という期待も生まれてきます。

 

一方、修学旅行に行けなかったからといって、親御さんや担任の先生が落胆するのは避けたいものです。もちろんクラスメートも同様です。「修学旅行に来れなかったんだから、学校に来る気がないんだ」「このままずっと再登校できないかも」と考えるのは早計すぎます。修学旅行は小学生なら一泊、高校生なら数日の泊まりがかりの行事で、しかもクラスメートと一日中密着しないといけない行事なのです。

 

不登校のカウンセリング治療では、不登校の子の対人関係・交友関係や、不登校になったきっかけや再登校できない原因などもしっかり見た上で「修学旅行」の扱い方を判断します。場合によっては、再登校のきっかけは「修学旅行」を外した方が得策ということもあるのです。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)