【不登校】有名な病院で良くない診断を受けたり、心理テストで悲観的な結果を示された親御さんへ

淀屋橋心理療法センターには、名医と評判の医療機関やネット検索ですぐ出てくるカウンセリング相談機関での診察やカウンセリングを受診された後に来所される親御さんが意外と多いのです。

当センターでは、このような流れで来所される親御さんは「再登校への動機づけ=モチベーション」が高いと捉えます。すなわち、家族で試行錯誤したり、病院やカウンセラーの診断がおりた上で来所されるわけですから、すくなくとも「これまでの診察やカウンセリングでは解決していないか親御さんが示された治療法に納得できていない」ということがわかります。

当センターの無料の事前相談に親御さんが来所されると、これまでの治療やカウンセリングの経緯と共に「医師からの診断名」や「心理テストの結果」を教えてくださることがあります。

不登校専門カウンセラーにとって、これらの「情報」は当センターのカウンセリング治療を進める上でとても役立ちます。「この子は過敏性腸症候群を診断されて、整腸剤などの投薬をうけている」「この子は『発達障害』と診断され、「見守る対応」や「発達障害の子たちを受け入れてくれる施設」を紹介されている・・・。

淀屋橋心理療法センターでは、診断名や心理テストの結果は参考にしますが、治療法や解決法については、当センター独自の方法(淀屋橋流に発展させた家族療法)を用います。

特に「メンタル・心理的」な要因によるものは不登校専門外来のカウンセリングで十分治療が可能ですし、心理テストで「発達障害」と診断された場合は、親御さんの対応を工夫することで、社会適応が期待できたり、場合によってはその子の個性や活かした仕事をお勧めする場合もあります。世間一般の子と同じように、集団生活や競争社会で十分に他の子と渡り合えるというのは難しいこともありますが、「特定のタイプの人との限られた集団生活」や「他の人にはない個性的な特技や持ち味を活かした職業」に就くという方法も考えるわけです。

少なくとも、当センターでは「診断名」や「心理テストの結果」で、その子の人生を悲観するのは非常にもったいないことだと考えています。その子の持ち味をしっかり理解すれば、その子の活かし方が見えてくるものです。ただし、親御さんだけでは先入観が入りますし、身近な方や世間の一般論をヒントにすると、思いがけず悪い方向に向ってしまうこともあるのです。

その子の特性や持ち味をしっかり理解し、今後の対応や進路に活かす

これができるのは、親御さんだけだと言っても過言ではありません。当センターの「家族療法」は、親御さんが子どものためにどんなことができるのか。その子その子に応じた処方(対応)をお出しするのが、淀屋橋心理療法センターの使命であると考えています。

 

淀屋橋心理療法センター(https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校専門外来カウンセラー)

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「ネット依存」で「不登校」の子は発達障害?

【ネット依存と不登校・発達障害】

先日「ネット依存者が50万人を超えた」と報じられたようです。不登校のカウンセリングを長年やっていますと、長時間に渡りネットでゲームをしたり、スマホを片時も離さずLINEやTwitterばかりやっている子は、「ごく当たり前の子なんだ」と感じてしまいます。それほど「不登校」とネット・ゲーム・パソコン・SNSなどは密接な関係なのです。「ネット依存の子はもっと多いのでは?」というのが不登校専門カウンセラーとしての率直な感想です。また、不登校のカウンセリングでは「家のパソコンでネット依存」の子と、「あまり家に居着かずスマホでLINE依存スマホ依存)」をしている子とは、不登校のタイプ(性格)的には全く違う子として扱っています。

また、不登校のカウンセリングに通われている親御さんからも「こんなにネットに依存しているのは発達障害だからでしょうか?」というご質問も多数いただきます。「発達障害」という言葉の中には「障害」という言葉が入っているだけに、親御さんも過敏にならざるを得ないのでしょう。そこで、当センターのカウンセリングでお手伝いしている不登校の子たちの特徴と比べて「発達障害」という診断が適切なのかどうか考えてみたいと思います。

 

【ひきこもり型不登校タイプ」VS「非行型不登校タイプ】

家のパソコンでずっとネットゲームをしているネット依存の子は、どちらかというと「ひきこもりタイプ」の子が多く、対人関係で孤立していたり、特定の子としかコミュニケーションがとれない子が多いようです。一方、スマホを片時も手放さずLINEばっかりやっているネット依存の子は「非行タイプ」の子が多く、「常に誰かとつながっていたい」という気持ちが強い場合がよくあります。色々なタイプの不登校の子のカウンセリングを担当していると、ネット依存の話題は避けて通れません。

 

【ネット依存に走る原因と対策】

「パソコンでネット依存」という場合は、夢中になって好きでやっているならまだしも、不登校の子の場合、再登校の際の不安に対する「現実逃避(=不安を避けたい)」の意味も含まれる場合があります。もしそうならば、カウンセリングを通じて親御さんに対応の工夫をしていただき、ネット依存で問題を先送りする(=登校不安を紛らわす)のではなく、親子で一緒に再登校に対する不安に向き合えるように導いていきます。

また、スマホでLINE依存の子でも、家の中にいようが外にいようが、スマホやケータイを手ばなせないのは、常に誰かとつながっていたいとい「さびしい気持ち」からきているのならば、十分に改善のチャンスがあります。当センター独自のカウンセリングで非行タイプの子向けの対応をとっていただき、親子の関係を工夫していただくことで、LINEなどに割く時間を減らしつつ親子のコミュニケーションを増やしていくということが可能です。場合によってはLINEを親子の共通の話題にしたり、親子でLINEを楽しむというのも一つの方法です。

 

【ネット依存と発達障害】

ここまでくると、上記の傾向のある子は発達障害というよりは「他の子よりも孤立感が強い」「他の子よりも寂しがり屋」など、一般の子と比べて「人と比べて○○が強い」という感じがします。私どもでは発達障害かどうかの診断は下せませんし、発達障害ではないと断定することはできませんが、不登校の現れ方(ひきこもり・非行・家庭内暴力・無気力など)に応じたカウンセリングを進めていくと、次第に状態・状況が変化していく子や再登校できるようになる子が多いのも事実です。ネット依存に走る原因が「対人関係の苦手意識」や、「家庭や学校に居場所が無い子のよりどころ」ということならば、不登校のカウンセリングで十分にお手伝いできると思います。

 

淀屋橋心理療法センター(公式HP=https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

 

不登校(アスペルガー 発達しょうがい)

不登校(アスペルガー 発達しょうがい)

高校1年のJ君と母親の靴にまつわるエピソード。それ以来、不登校になってしまったそうです。原因はそれだけではないはずで、高校生活でのストレスなどもあるのかもしれません。少しずつ彼の心をほぐしていく対応が始まっています。

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