【不登校】高校を留年・退学した子への対応

せっかく高校に入学したものの、なんらかの事情で留年が決まったり退学したりと、親御さんにとって不本意な結果になってしまうことがあります。

「4月からどうしたらいいのか・・」はもちろんのこと、学年の途中でも「今からでも単位制や通信制の高校に変わったら三年間で卒業できるのでは・・」と、少なからず期待を抱いておられる親御さんも多いことでしょう。

淀屋橋心理療法センターでは、「親子の関わり方」を通じて、これらの問題を「親だけの判断」でもなく、「子ども任せ」でもなく、親子で一緒に相談できるような関係作りに力を注いでいます。

これまでさんざん試行錯誤され、苦労されてきた親御さんにとっては難しいと思われるかもしれませんが、当センターのカウンセリングで子どもさんの持ち味や性格がしっかりとわかってくれば、それに合わせて対応してやることで、徐々に子どもさんの口が軽くなり、やがて「高校どうしようかなー」「これからのことだけどなー」など、子どもさんの方から口火を切ってくれるようになることも。もちろん、親御さんから話の水を向けるならどんなタイミングでどんな切り出し方が良いか、カウンセリングの中でしっかり分析し、アドバイスさせていただきます。

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淀屋橋心理療法センター(公式HP→https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行問題研究室長 ファミリーセラピスト・心理カウンセラー)

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不登校の子の「寝落ち」と「登校不安」

今やスマホやタブレット、PSPや3DSに代表されるポータブルゲーム機は一人に一台は当たり前。一人で何台も持っている子もたくさんおられます。いずれもゲームやネット動画が観られる上、どれも小型なのでどこにだって持ち歩けます。自分の部屋に持ち込んでしまわれると、親も「いったい何時まで何をしているのか・・」と子どもの就寝時刻や状況がわからなくなってきています。さらに、不登校のカウンセリングでも「ゲームや動画だと思うんですが、部屋には入れてくれないので何時間やっているかわかりません」と、子どもとの接点が減る上、子どもの事で「わからない」ことが多くなり不安になっておられる親御さんが多くなっています。

翌朝、子どもを起こしに行くとパソコンがつけっぱなしだったり、スマホが布団の中から出てきたりすることで、「あー、寝るまでずっとパソコンやスマホばっかりやってたんだ」と気づくのです。しかも、この状況から察するに、どうやら眠たくなる寸前までゲームやLINEなどをやっていたことがわかります。

このように夜中遅くまでゲーム・ネット動画・LINEなどし、そのまま眠ってしまうことを「寝落ちする」と言います。ネット用語としてよく使われているようです。ここまでくれば立派な「ネット依存・ゲーム依存・スマホ依存」と言えるでしょう。

しかし、不登校の子が寝落ちするまでネットやスマホをするのは、不登校でない子とくらべて少々事情(心理状態)が違ってきます。

不登校の子や不登校気味の子は、夜が更ければ更けるほど翌日の登校のことが頭をよぎるようになります。そうです、夜が更けるほど登校不安が強くなるのです。不登校の子はこの登校不安を消そうとしたり、紛らわせようとしてネットやLINEにふけるのです。これが不登校の子のネット依存・スマホ依存の正体とも言えます。不登校のカウンセリングの相談に来られている子どもさんのほとんどが、このネット依存・スマホ依存であると言っても過言ではありません。

ただし、寝落ちするまでゲームやLINEをつづけても登校不安そのものの解決や解消にはつながりません。あくまで一時しのぎなのです。本格的に解決するにはどうしても親御さんの協力が欠かせません。不登校のカウンセリングでは、単にネットやスマホの時間を制限したり、禁止したり、取り上げるといった対応ではなく、登校不安そのものについて相談できる親子関係を築くためのアドバイスをお出しします。

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所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

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【不登校】新学年で「ぼっち」になって不登校に

「ぼっち」は「ひとりぼっち」の省略形。中学生や高校生の子が「ぼっち」を口にしたら不登校の一歩手前の危機的状態かも!

新しく中学校や高校に入学する時は知らない子が多く、「友だちできるかなー」という子どもさんの不安は大きくて当たり前。しかし、それは他の子(同級生)についても言えることです。互いに不安をいただきつつ、次第に部活動が一緒になったり性格や趣味の合う子が見つかって友だち関係を築いていくものです。

しかし、中学2年から3年に学年が上がる時のような「新学年」「学年の変わり目」「ぼっち」になってしまうと、とても大きな苦痛を感じる子が多いようです。前の学年のクラスで親しい子がたくさんいたり、親友と呼べる子ができたのに、その子たちとクラスが離れてしまうと、最悪「始業式の翌日から不登校」ということも!。それぐらい、子どもさんにとって「どんな子がクラスメートになるのか」は一大事なのです。

親として元々「不登校になるのでは?」と不安を抱いておられた方だけでなく、元々不登校の心配などなかった子でも急に不登校になることもあるのです。日頃から「友だちと離れたー! ぼっちやー 学校いややー」と愚痴れている子ならば親御さんもSOSのサインをキャッチしやすいかもしれません。しかし、元から口数の少ない子ならば、「俺、ぼっちやし・・」とぼそっと一言ささやくだけかもしれないのです。それだけで不登校に・・。どうか、この「ぼっち」発言にだけはアンテナを張っておいてください。

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【不登校】「高校に受かったら○○買ってー!」の約束時の注意点

いよいよ関西圏では私立高校の入試です。今年は大阪府・京都府・兵庫県の私立高校の入試は2月10日と11日に統一され、いよいよ本番です。奈良県・滋賀県・和歌山県などすでに終わっているところもあり、専願入試の子ならすでに高校入学が決まっている子も。

この時期によく親の頭を悩ませるのが「高校受かったら○○買ってー!」と、子どもにせがまれることでしょう。これは不登校でも同じです。カウンセリングで不登校の子の要求を聞いていると「スマホ」「自分専用のパソコン」「プレステ4」などが圧倒的に上位を占めています。他にも「自分専用の部屋が欲しい」「(自分の)部屋に鍵をつけてほしい」「お小遣いを上げてほしい」など、ここぞとばかりに日頃なかなか叶わない夢(要求)をつきつけてきます。

子どもの要求を叶えてあげるかどうかはご家庭次第です。ただし、「ルール決め」については、要求を叶えたり欲しいものを買ってあげる前に、しっかりと取り決めをされた方が安心です。要求が叶ってからや物を買ってもらってからルールを決める「後づけ」は、大半の子が抵抗・反発するからです。

ルール決めについては、不登校の子の場合はいっそう注意が必要です。不登校の子は好きな事に没頭(集中)してしまう子が多いため、なんとか高校に受かり「これをきっかけに再登校」を期待しておられる親御さんの期待を裏切りかねないのです。スマホやパソコンを買ったとたんに、スマホ漬け・パソコン漬け、いわゆる「ネット依存」の状態になってしまい、昼夜逆転が悪化したり親子の関係が疎遠になってしまうことがあるのです。実際、不登校のカウンセリングに来られる親御さんの中でも、子どもさんが高校一年生の場合、親御さんの口からまっ先に出てくるのが「昼夜逆転」「スマホやパソコンばっかり」という嘆きの言葉である場合が非常に多いのです。

また、約束をするなら「どこまで細かく決めるか」「守れなかったらどうするか」も大事ですが、不登校の子の場合は(不登校の)本人が「納得しているかどうかを見極めることも非常に大切です。

 

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【不登校】朝になると腹痛や頭痛を訴える子 (心身症タイプの不登校)

淀屋橋心理療法センターでは、医学的な検査はできません。もし子どもさんが朝になって腹痛や頭痛を訴え、症状が何日も続く場合は内科・小児科など適切な医療機関(クリニック・病院)にて検査をうけて下さい。その結果「(医学的には)問題なし」となった場合は当センターの出番です。いわゆる「心身症タイプ」の不登校の傾向があるかどうかを問診(親御さんからの聞き取り)にてチェックさせていただきます。

心身症タイプの子は独特の性格・持ち味をもっています。それはとても対人関係においてとても優等生的で、優しい子というのが特徴です。心身症タイプの子ならば、親御さんが学校に欠席の電話をいれたトタンに腹痛や頭痛が治まったり、遅くてもお昼ぐらいには元気になる子が多いようです。しかし、また翌朝になると「お腹が痛い・頭が痛い」と訴えるのです。そして土日などの休日には症状が現れません。これは明らかに「学校=登校」を意識するとストレスが強くなり、身体が反応していると考えられます。

このような症状(心身症)の不登校の子は、当センターのカウンセリングを受けていただければ比較的短期に成果が現れ始めます。当センターの家族療法カウンセリングでの対応の主役は親御さんです。「子どもの症状は親の対応で変わる=治る」のです。

特に心身症タイプの不登校の子は、自分のストレスを説明するのも苦手だし、中にはストレスそのものに対しての自覚がない子が意外と多いのです。そのため、不登校の子が自己ストレスをしっかりと言語化できるようにするために親御さんに対応面で頑張っていただきます。

 

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所長 福田俊一(医師)

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不登校と「スクールカウンセラー」制度

不登校の子とスクールカウンセラー その有効性とは

「スクールカウンセラー」とは・・
「wikipedia」によると、日本における「スクールカウンセラー制度」は、2001年度からスタートしたようです。

一般の方々は、スクールカウンセラー制度が充実・普及してきたことによって、不登校をはじめとする様々な学校問題が解決しやすくなると期待された方は多いのではないでしょうか。

淀屋橋心理療法センターにも、小学生・中学生・高校生を問わず、不登校のご相談があとを絶ちません。スクールカウンセラー制度が確立されてからも、むしろ、ご相談件数が増えているというのが実情です。無料で公的な相談が受けられるスクールカウンセリングはとても有用・有効な気がするのに実情に沿わないのはなぜでしょうか。

一つは、不登校の子のケアや対応が、担任ではなくスクールカウンセラーの方が主役になっているケースの場合でしょうか。以前ならば不登校の子には担任の先生(教師)が電話をかけたり、家庭訪問したりと、不登校といえどもクラスの一員という意味で、積極的に再登校にむけて頑張っておられたように思います。それが、スクールカウンセラー制度が始まってからは、「不登校の子はスクールカウンセラーに」という流れができ、担任教師が従来の機能をはたしにくくなっているような気がします。

もちろん、どんな仕事でも分業は必要かつ効率的です。「適材適所」といわれるように、各自が相応しい役割をになうのが当然でしょう。ただし、不登校の子どもの場合は一概にはそうとはいえないような気がします。再登校が目標の不登校の子にとって、担任教師の役割や不登校の子との関係性はとても重要です。特に公立学校の場合は、スクールカウンセラーはあくまで「外部」の人で、せいぜい「一週間に一回来校」という話をよく耳にします。

不登校になった原因や理由は別としても、再登校する際には身近な担任教師との関係はとても重要です。担任の先生になつくだけでも再登校できる小学生もたくさんいます。中学生や高校生の場合でも、ホームルームや特定の科目については担任教師が担当します。その先生との関係が深まるほど安心感も強まるのです。「何かあったらすぐに担任の先生に相談できる」「この担任の先生なら何かあっても助けてくれる」・・。こんな安心感も再登校する際には重要な条件になるのです。

もちろん、私どもが解決のお手伝いをしている不登校の子でも、担任の先生が積極的に動いていただいたり、マメに情報を流していただいている先生もおられます。いくら不登校の子でも、積極的に、その子に合った接し方をしていただける先生や、相性や馬の合う先生ならば、比較的短期に気を許したり、なついたりするのです。

本来はこのような担任の先生がたくさんおられ、適宜スクールカウンセラーや私どものような民間の専門カウンセラーと連携していただけると早期解決率も高まると思います。私どもの感覚ですが、多くの親御さんからのお話をうかがっていると、積極的でその子の持ち味や個性をわかって対応していただける担任の先生は少なくなってきている気がします。おまけに、これもお母さん情報ですが、積極的に不登校の子に接していただく先生ほど、学校内で「浮いている」という話をうかがったことがあります。真偽のほどは定かではありませんが・・。


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【不登校】有名な病院で良くない診断を受けたり、心理テストで悲観的な結果を示された親御さんへ

淀屋橋心理療法センターには、名医と評判の医療機関やネット検索ですぐ出てくるカウンセリング相談機関での診察やカウンセリングを受診された後に来所される親御さんが意外と多いのです。

当センターでは、このような流れで来所される親御さんは「再登校への動機づけ=モチベーション」が高いと捉えます。すなわち、家族で試行錯誤したり、病院やカウンセラーの診断がおりた上で来所されるわけですから、すくなくとも「これまでの診察やカウンセリングでは解決していないか親御さんが示された治療法に納得できていない」ということがわかります。

当センターの無料の事前相談に親御さんが来所されると、これまでの治療やカウンセリングの経緯と共に「医師からの診断名」や「心理テストの結果」を教えてくださることがあります。

不登校専門カウンセラーにとって、これらの「情報」は当センターのカウンセリング治療を進める上でとても役立ちます。「この子は過敏性腸症候群を診断されて、整腸剤などの投薬をうけている」「この子は『発達障害』と診断され、「見守る対応」や「発達障害の子たちを受け入れてくれる施設」を紹介されている・・・。

淀屋橋心理療法センターでは、診断名や心理テストの結果は参考にしますが、治療法や解決法については、当センター独自の方法(淀屋橋流に発展させた家族療法)を用います。

特に「メンタル・心理的」な要因によるものは不登校専門外来のカウンセリングで十分治療が可能ですし、心理テストで「発達障害」と診断された場合は、親御さんの対応を工夫することで、社会適応が期待できたり、場合によってはその子の個性や活かした仕事をお勧めする場合もあります。世間一般の子と同じように、集団生活や競争社会で十分に他の子と渡り合えるというのは難しいこともありますが、「特定のタイプの人との限られた集団生活」や「他の人にはない個性的な特技や持ち味を活かした職業」に就くという方法も考えるわけです。

少なくとも、当センターでは「診断名」や「心理テストの結果」で、その子の人生を悲観するのは非常にもったいないことだと考えています。その子の持ち味をしっかり理解すれば、その子の活かし方が見えてくるものです。ただし、親御さんだけでは先入観が入りますし、身近な方や世間の一般論をヒントにすると、思いがけず悪い方向に向ってしまうこともあるのです。

その子の特性や持ち味をしっかり理解し、今後の対応や進路に活かす

これができるのは、親御さんだけだと言っても過言ではありません。当センターの「家族療法」は、親御さんが子どものためにどんなことができるのか。その子その子に応じた処方(対応)をお出しするのが、淀屋橋心理療法センターの使命であると考えています。

 

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まさかうちの子も不登校になるのでは?【不登校チェックリスト】

メニューに「【不登校】まさかうちの子も不登校に?」を追加しました。

 

まだ不登校になっていないけど、「不登校になるのでは」と心配な親御さん

不登校ぎみの子どもさんの事でお悩みの親御さん向け。

子どもさんの日頃の様子をチェックし、親が調べるチェックリストです。

ぜひ、お試しください。 続きを読む

【不登校のカウンセリング】新学期からの再登校は親の積極的な対応で勝負

【不登校のカウンセリングの原点】

不登校のカウンセリングでは、新学期や学年の変わり目は不登校解決の絶好のチャンスです。それは、不登校の子の中には「キリの良さ」を機に再登校しやすい子が多いからです。 続きを読む

期末テストを休んでしまった子【中学生・高校生の不登校】

期末テストを休んだ中学生・高校生

「えっ!、まさかテストも休むの?」。普通の授業の日を休むだけでも心配なのに、高校受験の内申書や進級・留年に影響を与える大事なテストまで休むとなると一大事。親として放ってはおくわけにはいきません。 続きを読む

【不登校】5月から6月は不登校の相談が一気に増えます

不登校の相談が5月から6月に一気に増える一番の理由は「ゴールデンウイーク」が明けてから不登校になる子が一番多いからです。しかし、親御さんにとっては「疲れているから少し休んだら再登校するんじゃないか」「一回、厳しく対応してみたらどうなるかやってみよか」など、皆さんがそれぞれに試行錯誤されるようです。その結果「様子をみていても一向に登校しようとしない」「厳しくしたらかえって親を避けるようになった」という、苦い経験を経て「専門家に相談しよう」という流れになるようです。 続きを読む

【不登校】親だけのカウンセリング

「えっ、不登校の子がカウンセリングにいかなくてもいいんですか?」

不登校のカウンセリングと言えば、「不登校の子がカウンセリングを受ける」というのが一般的のようです。しかし、淀屋橋心理療法センターでは、来所される方の大半が「親御さんのみ」なのです。 続きを読む

【不登校】修学旅行に行けなかった不登校の子

不登校 カウンセリング 小学6年生 中学3年生 高校2年生

不登校の子にとっての「修学旅行」

小学6年生、中学3年生、高校2年生・・・。この三つの時期に共通している大きな行事は、そう「修学旅行」です。今回は修学旅行に行けなかった小学6年生・中学3年生・高校2年生にスポットを当てたいと思います。修学旅行の行き先も高校生になると「海外・外国」というところも珍しくなくなってきたようです。

 

いくら不登校中でも修学旅行は一大行事。ぜひ一生の記念に修学旅行だけは行ってほしいと願う親御さん・担任の先生・クラスメートは多いと思います。もちろん「不登校中の本人も」と言いたいところなのですが、不登校中に修学旅行に行くというのは一大行事であるとともに、「一大ハードル」ということも言えます。ふだんは不登校なのに、修学旅行だけ参加するということに不登校中の本人自身が引け目を感じたり、「修学旅行だけ行ったら何かイヤなことをいわれるんじゃないか」と大きな不安を感じる子もいます。そういった理由もあり、修学旅行に行こう(修学旅行に行きたい)と考える子の中には修学旅行当日からではなく、数日前や出発前日から再登校する子もいます。こうして修学旅行に行きたい子の参加が実現すれば、修学旅行を機に「自信がついて再登校」という期待も生まれてきます。

 

一方、修学旅行に行けなかったからといって、親御さんや担任の先生が落胆するのは避けたいものです。もちろんクラスメートも同様です。「修学旅行に来れなかったんだから、学校に来る気がないんだ」「このままずっと再登校できないかも」と考えるのは早計すぎます。修学旅行は小学生なら一泊、高校生なら数日の泊まりがかりの行事で、しかもクラスメートと一日中密着しないといけない行事なのです。

 

不登校のカウンセリング治療では、不登校の子の対人関係・交友関係や、不登校になったきっかけや再登校できない原因などもしっかり見た上で「修学旅行」の扱い方を判断します。場合によっては、再登校のきっかけは「修学旅行」を外した方が得策ということもあるのです。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

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新学期から不登校 身近に迫る高校生の留年への焦り

新学期から不登校・・・高校生の留年のピンチをどう乗り切るか

 

高校生の不登校は、小学生や中学生の不登校と違い、「留年」という避けては通れないハードルが設定されています。4月の新学期早々から不登校になって休みつづけている子は、6月から7月になると留年決定のピンチです。私立高校の場合は独自の留年判定基準があるようですが、留年基準の厳しい高校だと5分の1の日数を休んでしまうと留年というところがあると聞いたことがあります。また、高校によっては病院・クリニックなどの「診断書」を提出すれば、不登校の日数や留年の基準を配慮してくれるところもあるようです。

 

留年は一般的に「一年間の出席すべき日数のうち、何日休んだら留年」や「科目ごとに一定の日数(コマ数)を休んでしまうと、年間の登校日数は大丈夫でも科目の単位が認められず留年」といった、一定の留年判定基準があります。ただし、「科目の単位のうち○○単位までは落としても仮進級できる」「何単位落としても、年度末の職員会議まではわからない」といった、高校によっては留年の判断基準に違いがあるようです。

 

不登校の子は、大まかには留年決定の基準(タイムリミット)はわかっているかもしれませんが、「あと何日休んだら留年」といった正確なタイムリミットまでは把握できないでしょう。まして科目ごと(単位ごと)に「この科目はあと何日」と計算するのは、不登校中の高校生にとっていっそうハードルが高いといえます。また、いくら自分の子どもの不登校や留年が心配でも、親御さん自身が留年の判定基準を把握したり「留年まであと○日」と計算するのも難しいと思います。

 

そんな時は、早めに担任の先生に相談されることをおすすめします。担任の先生によっては「まだまだ大丈夫ですよ」「今からそんな心配しなくていいですよ」と、留年のことを気にしないようにとおっしゃる先生もおられます。しかし、漠然と「まだ大丈夫」と言われても、親にとっても不登校の子にとっても、心づもりができないだけに不安です。不登校の子の中には、正確な留年のタイムリミットをきいて「やばい!」と慌てて再登校しだす子もいます。また「○月○日までには再登校しなくちゃ」と留年のタイムリミットがわかるだけでも、自分なりに登校しやすいタイミングを留年ギリギリまでに考えるチャンスも生まれてくるのです。

 

事前に予告もなく「留年が決定しました」という事態だけはなんとしても避けなくてはなりません。留年は人生の中でももっとも大きな危機(ピンチ)の一つです。しかも、心づもりができないうちに留年が決定してしまうと、それがトラウマになって後々までひきずったり、ひきこもりのきっかけになることもあります。生徒手帳をしっかり見直したり、担任の先生に「いつになったら教えてもらえますか?」など、家族は留年のタイムリミットを知りたい・気にしているという意向をしっかり伝えましょう。ただし、留年決定のタイムリミットを不登校の本人に伝えるタイミングは慎重に考えなければなりません。(留年のタイムリミットを)早めに伝えた方が良い子、遅めに伝えた方が良い子と、不登校の子のタイプによっては使い分ける必要があるのです。淀屋橋心理療法センターの不登校のカウンセリングでも、子どもさんのタイプやこれまでの不登校の治療経験などと照らし合わせ、不登校の本人に伝えるタイミングを図っています。

 

 

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