「母親は仕事を辞めた方が良いんでしょうか?」

不登校の相談に限らず、最近は仕事をされているお母さんが増えてきているようです。そんな中で我が子の不登校問題が!。事前相談など比較的早い段階で質問される中で多いのは「不登校は母親が仕事をしているのが原因でしょうか?」「再登校させるためには仕事を辞めて家にいてやった方がいいでしょうか?」といった「仕事」に関するご相談です。

実際、仕事をしながらでも熱心にカウンセリングに通われた結果、子どもさんが再登校しだしたというケースはたくさんあります。そして、仕事をされているお母さんとカウンセリングを進める中で、「仕事内容や勤務時間によってはメリット・デメリットがある」ということがわかってきました。

仕事のメリットは何といってもお母さんの「リフレッシュ(気分転換)」です。一日中ずっと不登校の子と顔をあわせていると、どうしてもお母さん自身にストレスがかかり、それが顔にでてしまったり、子どもの反感を買うような発言をしてしまったり・・。必ずしも一緒にいる(家にいる)時間が長い方が早く再登校できるとは限らないようです。仕事でリフレッシュし、限られた時間に集中して対応される方が効果的なこともよくあります。

一方、仕事を続けるデメリットもいくつかあります。正社員・フルタイムなどで、朝早く出勤し、夜遅くに帰宅されるようなお仕事は、子どもさんと接する時間が短い上に、家事や色々な事に追われがちに。「ゆとり」をもって話をすることができない場合が多いようです。また、お仕事そのものがストレスのかかるものであったり、仕事一途なお母さんの場合、家に帰ってきても頭の中は仕事のことが中心になりがちに。そんな中で子どもさんと接しようとすると、ついイライラしてしまったり、すぐに結論に結びつけるような話し方になってしまうお母さんが多いようです。

もちろん、経済的な理由で仕事をされているお母さんも多いと思います。そんな場合は上記のメリット・デメリットをご参考の上、対応してみて下さい。また、当センターの不登校のカウンセリングでは、第三者の視点から親子関係を観察させていただき、子どもさんに合った理想的な接し方や会話の進め方などを具体的にアドバイスさせていただきます。

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淀屋橋心理療法センター(公式HP→https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来担当 心理カウンセラー)

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【不登校】小学生の家庭内暴力

「小学生が母親に暴力をふるう?」。家庭内暴力とは無縁の親御さんにとっては、信じられないことかもしれません。実際に、小学生の家庭内暴力で相談にこれるお母さんにきいても「暴力をふるうまでは無口な子だったんです」と、暴力に対して心配しておられなかった親御さんも多いようです。でも、これは事実です。しかも、女の子の家庭内暴力も意外と多いのです。

家庭内暴力といえども、中学生以上の子の暴力に比べると、そこは身体の小さな小学生。暴れる程度はまだマシな子が多いでしょう。もちろん、中には親を拳で叩いて青あざになったり、壁に穴をあけたり、小物を投げつけてガラスを割ったりリモコンを壊したりと、ひどく荒れることもあるようです。ただ、カウンセリング中に普段の様子など一日の過ごし方をお聞きしていると、常に暴力をふるったり暴れたりするよりも、どちらかというと母親に「八つ当たり」してきたり、母親に「暴言」を吐いている割合の方が断然多いということがわかります。こんな場合は、大きく暴れる前の日頃からの「八つ当たり」や「暴言」に注目してカウンセリングすると、大きな暴力を防げる場合が多いものです。

しかし、小学生といえども中学年や高学年ともなると「思春期」をむかえる敏感な時期。低学年の子の場合は自分の感じていることや思っていることを上手に表現できないことから八つ当たりや暴言に至ってしまう子もいます。このように、小学生の場合は子どもさんの「学年」もカウンセリングを進めたり解決する上での大きな手がかりになります。

また、暴力ばかりに目を奪われてカウンセリングを進めてしまうと失敗することがよくあります。不登校もそうですが家庭内暴力のカウンセリングでは、親子の日頃の何気ない会話や親子の関係も重要視しなければなりません。暴力をふるうけど、いつものこの子は「好きな話題ならばよくしゃべる子」であったり、「荒れるのはお母さんが何か気にさわることを言った時」というパターンがあったり、一方「夜は一緒に寝たがる」という甘えてくる面もあったりと、暴力以外のシーンに目を向けると、その子の人となりや親子の関係や会話が重要であることがわかってきたりするのです。

これもよくあることですが、家庭では暴力をふるったり暴言三昧の子でも、他人の前であったり、(登校している子なら)学校などでは「おとなしい子」なのです。ですから、いくら担任の先生に家庭での惨状を説明してもなかなか理解してもらえないことがよくあるようです。それほど「外や学校ではふつう」なのです。「外面(そとづら)の良い子。内面(うちづら)は別人」といえるでしょう。

当センターでは家庭内暴力の子のカウンセリングを進める上では、「暴力をふるう子が原因」とか「親の対応が原因」といった一面的な見方をしません。また、誰が原因なのかといった「犯人探し」もしません。あくまで色々な情報をかき集めて、いつ・どんな状況で・どんな流れで家庭内暴力が起こっているかなどを客観的に論理的に分析し、解決へのアドバイスを導きだしていくのです。

淀屋橋心理療法センター(https://www.yodoyabashift.com/)
所長 福田俊一
担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

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