【不登校】親の対応で「夏休み」を有意義に過ごし新学期の再登校へ

<夏休み>を親の対応で新学期からの再登校のチャンスに!

子どもが不登校の場合でも、夏休みといえど新学期からの再登校を考えると親としてはオチオチ休んではおられません。一学期の間に対応で疲れ果ててしまったご両親も多いでしょうが、夏休みは生かし方によって新学期からの再登校につなげる絶好のチャンスなのです。 続きを読む

【不登校】親だけのカウンセリング

「えっ、不登校の子がカウンセリングにいかなくてもいいんですか?」

不登校のカウンセリングと言えば、「不登校の子がカウンセリングを受ける」というのが一般的のようです。しかし、淀屋橋心理療法センターでは、来所される方の大半が「親御さんのみ」なのです。 続きを読む

新学期から不登校。不登校になったらすぐ動く!

不登校…新学期から不登校・・・休みだしたらすぐ動く!

不登校の原則 その1

「見守る」「見守りましょう」の落とし穴

「新学期」という再登校のきっかけを逃してしまい、不登校から脱出できなかった子。新学期早々から不登校になってしまった子。とりわけ、これまで不登校は他人事のような感じだった親御さんにとっては新学期早々のつまずきは相当なショックでしょう。あわてて色んなサイトを調べたり、公的機関に相談の電話をかけたりと、色々と動き回られたことでしょう。

そういった状況にも関わらず淀屋橋心理療法センターに不登校の相談の電話が集中するのは毎年のように5月の半ばから後半なのです。事前相談(無料相談)に来所された親御さんにその理由を尋ねると「不登校の子に無理強いはダメ」「再登校する気になるまで、子どもの自主性に任せない」「様子を見守ってあげれば自分から登校するようになるわよ」「不登校の心の傷が癒えるまで休ませてあげなさい」等、いわゆる「見守りましょう」路線を色んな人に勧められたり、サイトや本に書いてあったそうなのです。

「見守る」=「何もしない」という理由で、一見、安全策のようにも見えます。しかし「早期」に「不登校状態から脱出させてやりたい」と望む親にとってはどうでしょうか。当の不登校状態の本人も「早く再登校したい・不登校の理由をわかってもらいたい」と考えているかもしれません。そういった意味で、私どものカウンセリングでは「見守り対応」は「NG」です。一部の例外はありますが、不登校状態が長引くほどに余計に再登校しにくくなる上に、対応する親の方も疲れてしまいます。

 

不登校の原則 その2

不登校が長びくことで強くなる「不安」

最初はどんな理由やきっかけであれ、不登校状態が長期化してくると、不登校の理由が変わってしまうことがあります。たとえば不登校のきっかけが「○○君たちから仲間はずれにされた」や「授業中に恥をかいた」という理由だったとします。でも、不登校が長期化してくると「みんな自分のことをどんな風に思ってるんだろう」「ずっと休んでるから変な病気だと思われていないかなー」「登校したらみんなからイヤなことを言われるんじゃないか」と、気になることが変わったり広がったりするのです。

当センターの所長は「人間のいきづまり」と「機械の故障」の違いをよく例に挙げます。機械は故障するとそのまま止まってしまいますが、故障の原因さえつきとめれば解決します。でも人間は違います。動きが止まった(不登校)としても、毎日もがき、悩みつづけているのです。特に「いじめ不登校」だとその苦しさはいっそう強いのです。もちろん、いじめられて不登校になった子もいじめた張本人も、どちらも「人間」です。単にいじめた子を注意したり、「もういじめない」という約束をとりつけるだけでは解決しないのです。

 

不登校の原則 その3

「息継ぎ」はできていますか?

毎日がいっぱいいっぱいで、不登校ギリギリの悩みを抱えている子でも、一日登校できると週末まで続けて登校できる場合があります。これは「いきおい」の助けもあります。ただし、勢いだけで登校している子は週末、特に日曜日に注意が必要です。連休をはさむことでせっかくの勢いが衰えてしまい、「楽な休日・楽な家」と「しんどい学校」の違いをいっそう強く感じて不登校になる子も多いのです。また、4月をなんとか乗り切ったと思ったらGW(ゴールデンウイーク)が待っています。年によって違いますが、連休が長いほど不登校に要注意。また、4月に溜め込んだストレスも上乗せされます。このように連休あけをきっかけに不登校になってします子の多くは、普段からストレスを吐き出す「息継ぎ」が上手にできない子なのです。逆に、毎日毎日、帰るや否やうるさいほどグチる子の方が息継ぎが上手だと言えます。意外とグチグチ言っている割には不登校の心配が少ないのです。

 

不登校の原則 その4

「気まずさ」と「気軽さ」

不登校はまだまだ「難病・奇病」のように扱われる傾向にあります。「下手にさわってこじらせたら大変」「学校の話題は避けた方が・・」など、まるで不登校の子が「腫れ物」のような扱いをうけることがあります。当の本人も休み始めはイライラしたり部屋にこもったりと、人を寄せつけない雰囲気を作り出してしまいます。しかし、家族が遠慮して声かけをひかえたり、担任も下手に刺激しないために家庭訪問をひかえるといった方法は、本人との「気まずさ」を助長するだけで、解決の見通しはなかなか開けてきません。休んでいても家族とは気軽に会話をかわし、学校の情報も頻繁に入ってくるという状況が早期解決には欠かせないのです。

 

不登校の原則 その5

休み始めたらすぐ動く!

 

親御さん(親の対応)

日ごろから「息継ぎ」が大事だということは説明しました。この息継ぎの中身はたいていがその日の出来事に対する「グチ」か、翌日の事が気になってでてくる「不安」です。この二つがしっかり話せることが何より大切です。ただし、一般的にはグチは「なだめる」、不安は「なぐさめる」という対応が取られますが、それでは不登校に至った子は満足できません。「自分の辛さをわかってもらえない」と感じてかえって口が重たくなることもあります。意外とガンコなのです。もちろん、グチや不安をだれかれ構わず話されては困ります。でも相手が「親」限定なら許されます。外でニコニコ、家でグチグチは「あり」なのです。担任の先生と連携できればさらに効果的です。電話や訪問で得た「情報」を、子どもさんと共有して下さい。そして、その情報から感じることを存分にしゃべらせてやり、しっかりと聴いてやって下さい。それだけで登校につながることがあります。

担任の先生(教師の役割)

不登校の子がまず気になるのは勉強面よりもクラスの動向、つまり「人間模様」です。自分の不登校は噂になっているのか、気になるあの子はどんな様子なのか、休み時間はどんなムードか、今はどんなグループに分かれているのか、みんな順調に登校しているのか、自分の席の周りには誰が座っているのか・・。こんな情報が電話やメールを通じて入ってくれば、学校は休んでいるもののクラスのイメージが浮かびやすく、あたかも登校しているかのような気分を味わえます。こうすることで、再登校時に自分がどんな振る舞いをしたら良いかといった、段取りや心づもりがつけやすくなります。さらに、この情報を家庭訪問で流していただければ、先生に対する親近感・安心感も増します。本人が会いしぶる場合は親と話すだけで十分です。回を重ねることで近づいてきたり、親を通じて質問をしてくることも期待できます。情報量と訪問(電話・メール)の頻度は多いほど効果的です。

 

淀屋橋心理療法センター
所長 福田俊一
小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

ゴールデンウイーク(G.W.)明けから不登校に

楽しいはずのゴールデンウイーク、息抜きのためのゴールデンウイーク。

子どもさんの不登校で悩んでおられた親御さんも、ゴールデンウイークを機に、「しばらく休養できた」ことだし、「他の子も連休」で休んでいたことだし、「不登校問題解決」「再登校スタート」と、期待しておられた方も多いことでしょう。

ところが、一年を通じて淀屋橋心理療法センター不登校の相談のお電話がもっとも多いタイミングが、実はゴールデンウイーク明けから不登校なんです。

しかも・・・

★3月まで不登校だったのに、4月から見違えるように頑張って再登校している子

★中1や高1など、学校の変わり目で急に部活動に精をだし始めた子。

★4月の新学期早々から友達づくりのために、一人でも多くの子と仲良くしようと頑張った子。

★新学期から、誰よりも早く登校していた子。

★新学期になって、急に予習・復習など勉強に力を入れだした子。

・・・と、今まで以上に頑張ってきた子が多いのが特徴です。しかも、上の例はほんの一例です。ただ、不登校だった子も、ずっと登校していた子も、ゴールデンウイークを境に、急に不登校が始まったり、不登校状態に戻ってしまう子が意外と多いのです。

淀屋橋心理裏療法センターでは、単に不登校になった原因追究するだけでなく、新学期からゴールデンウイークまでの過ごし方や、その子の学校での振る舞い方、それに、その子の性格まで視野に入れた上で、これからの対応策を考えていきます。

また、これも淀屋橋心理療法センターの特徴ですが、対応の主役は「親御さん」「ご両親」なのです。いろいろな角度から不登校専門のカウンセラーが不登校の原因再登校ための条件を探しだし、親御さんに「対応の方法=コツ」としてアドバイスします。やはり、一日も早い再登校を望まれるなら、早めにカウンセリングにかかり、適切な対応をとってやることです。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

 

高校生の不登校は早期対応が重要

高校生の不登校は早期対応が重要

早期対応で解決率も大幅にアップ

高校生の不登校は小学校や中学校とちがってタイムリミットがあるのが特徴です。また、不登校が長引くと家族(親や兄弟姉妹)との対立に頭を悩ませることになります。再登校をせかしたところで子どもの考えはまとまらないし、かといって不登校状態のまま何カ月も元気にならない子どもにしびれをきらしている親御さんも少なくありません。

高校生の不登校は何といっても「留年」決定までのタイムリミットが決まっているため、じっくりとカウンセリング治療をするためにも、不登校の兆候がみられたらすぐにスタートした方が良いのです。それが家族関係の悪化や不登校の長期化をふせぐ大切なコツなのです。とくに今休み始めたばかりの子なら、「早期対応→早期解決」が期待できます。子どもがしっかりと不登校という困難をのりきる力をつけられるよう、両親も本人も準備をしておいたほうが良いでしょう。「見守りましょう」「本人にまかせましょう」では遅すぎます(再登校への対応が後手に回ってしまいます)。

淀屋橋心理療法センターでは不登校の早期対応プログラムを実施し、成果をどんどんあげています。数年前から各症状ごとに専門のカウンセラーを置き、専門外来制にしていまする。「不登校専門外来」もその一つです。

「今日行かなかった、明日ももしかしたら」と、我が子の不登校がご心配な場合は、早めにご相談ください。不登校は人生の危機です。この危機管理の原則は、最悪を考え適切な行動をとることです。当センターは早期対応プログラムにそって、解決のお役にたてると思います。もちろん親御さんだけでもご相談ください。不登校は早期対応と慢性期の対応がちがいます。この違いをしっかりと頭に置いてカウンセリングをすすめていきます。高校生の不登校を早期対応できる期間はほんのわずかです。タイミングをはずさないことが何よりも大切です。

小学生の不登校のカウンセリング

原因不明の不登校

いじめはないみたいだし、勉強にもついていけてるはずなんだけど・・」。小学生の不登校ははっきりした原因がわからないことが多いものです。原因がわからないから再登校を強制して良いのか、再登校する気になるまで待てば良いのか、対応に困っているというご相談が増えています。頭を悩ませているところへ、

「不登校なんて甘えよ。もっと厳しくしないと!」「無理じいすると不登校が長期化するわよ。自分で動きだすまでそっとしてあげて」など、周囲から様々なアドバイスが・・。

そこで今回は小学生の不登校にありがちな「悩みの種」と解決策・対応方法の一例をご紹介します。

 

不慣れ・変化といった不安と不登校

小学生、とくに小学一年生は環境が大きくかわり、何もかもが初体験。学校生活もハラハラドキドキの毎日です。なかなかクラスになじめないし、担任の先生に叱られることにも慣れていません。そんな中、たとえば担任の先生が何気なく他の子を叱った場合、たとえ優しく叱っても、慣れない子にとっては「学校や先生が怖い(不安)」と感じることがあります。学年があがっても、「リコーダーの習い初め」や「算数の単元が変わる」といった変化の時期にもこうした不安や恐怖心を抱くことがあります。小学校を離れても、夜になって翌日の登校のことを考えるだけで不安になる子もいます。最近では小学生でも毎年クラス替えがあったり担任の先生もかわるという学校も増えてきました。小学一年生だけでなく小学生のうちはめまぐるしく変わる環境に戸惑うことが多く、それがやがて「漠然とした不安」となって子どもさんを苦しめることになるのです。

 

自我の芽生えと不登校

今まで何気なくつきあってきた同級生。ケンカをしても知らないあいだに仲直り。しかし、小学四年生から五年生ぐらいになってくると、友だちとの相性が気になってきたり、ケンカをしたことが尾を引いてしまったり、男女の性の違いを意識したりと気になることが増えてきたりと、気分転換が難しくなってきます。これがいわゆる「自我の芽生え」です。思春期の入口とも言えます。こんな時に大きな変化(クラス替え・転校・病気・入院)を経験したり、学校でハプニングが起こったりすると、今までのように簡単には解決・解消ができなくなってきます。これが思春期特有のストレスです。ここをうまく乗り切ることができず不登校になってしまう子もいるのです。

不登校が長期化する子の性格・持ち味

何かのきっかけで不登校になっても、小学生のうちはクラスメートの声かけや好きな行事(運動会・校外学習)などちょっとしたきっかけで再登校できる子もいます。両親や担任の先生の励ましが効果をあげることもあります。しかし、色々な工夫をしても再登校できなかったり、励ますとよけいに意固地になって不登校がつづく場合、その子の性格や持ち味をしっかり見てみましょう。不登校になる小学生の子は励ましたり積極的に登校をうながすことが裏目にでてしまうことがあります。

不登校中でも学校を身近に感じるように

不登校の長期化を恐れて学校の話題を避けているばかりでは、なかなか再登校が見えてきません。不登校中でも「学校の話題」は重要なのです。そのためには親子の会話の中に学校にまつわる話題がどんどん出てくる方が望ましいのです。小学校低学年の子ならお母さんと一緒に小学校の校門をタッチして帰ってきたり、学校の理解が得られれば担任の先生の授業を一緒に受けてみるのも一つの方法です。話題にものぼりやすくなますし、共有できる部分があることで話が弾みやすくなります。小学生の中学年・高学年なら別室登校という手もあります。中には休み時間にクラスメートや担任の先生と話をしてみたり、給食だけ一緒に教室で食べてみたりと少しずつ慣らしていくことで克服できる子もいます。

不登校中の学校との連携

それでもどうしても学校に足が向かない子の場合、担任の先生に家庭訪問をお願いしたり、クラスメートにプリントを届けてもらう方法もあります。たとえ本人が会うのをしぶっても大丈夫。お母さんが子どもさんの代わりとなって、担任の先生やクラスメートと接してみて下さい。ポイントは「気軽さ」です。お母さんが担任の先生や友だちと気軽に話していると、次第に安心感をおぼえたり「今日はどんな話だった?」と小学校やクラスのことに興味を示してくることが期待できます。

その際、子どもさんの口から小学校や担任の先生に対する不満や、再登校に対する不安が出てくることがあります。これはお母さんと一緒に登校する場合でも同じです。実はこれが何より大事なのです。お母さんがその話をしっかり聴いてやるとさらに効果的です。不登校の原因や再登校する際の不安など、自分の思っていることが何でも話せ、お母さんにしっかり聴いてもらえるうち、「よし、がんばろう」と登校する勇気が湧いてきたり、「もう気にしなくていいや」と不登校の原因そのものを開き直ったりすることができるようになります。